【SPICE QR活用事例】煩雑になりがちなQRコード画像の管理が完結に

クラウドサービス

CLIENT T-LIFEホールディングス株式会社様

商品企画販売部 EC販売促進課長﨑 美紀 様

商品企画販売部 EC販売促進課山本 奈於 様

商品企画販売部 EC販売促進課岸上 紗希 様

T-LIFEホールディングス株式会社様は、 国内・海外旅行に関する企画・手配・販売、旅行コンテンツのグループ会社への卸売、グループのWEBサイトの管理・WEBマーケティング、グループの経営戦略・管理をメインに取り扱う旅行会社です。この度、弊社サービスの「SPICE QR」を活用して頂いているとのことで、T-LIFEホールディングス株式会社 商品企画販売部 EC販売促進課の長崎様、山本様、岸上様に、実際の活用例や使っていく上でのエピソードを伺いました。

お客様の利便性が高まる裏で増える作業

――チラシや新聞広告にQRコードを掲載する以前の課題や、掲載するようになった後に生まれた課題を教えてください

長﨑様

旅っくす(タビックス)の予約システムでオンライン受付ができるようになり、紙面からの訴求でもWEB への誘導が必須になりました。お客様の利便性の向上になることからも、2020年にスマートフォンで簡単にアクセスが可能なQRコードの掲載を始めました。

オンライン受付を導入後は、サイト内でツアーを検索できるようになったのですが、オンライン予約に慣れていないお客様も多く基本的な問い合わせが増えていました。直接アクセスできるQRを掲載することでそういった問い合わせが減る効果はありました。

 

――QRコード作成に関する課題はありましたか?

山本様

チラシの場合、早めに紙面の制作に入るため、印刷する直前に掲載コースを変更するといったことが多くあります。一般的な無料のQRコード作成(発行)サービスではURLが確定してないと作れません。QRコード画像の配置が後回しになったり、最初に入れていたツアーが変わりQRコードの画像を作り直して入れ替えるといった作業が増えたりしていました。1つ、2つなら良いのですが、1枚のチラシで紹介するコースは多ければ30~40コースとなり、同じ時期に展開するチラシが複数ある中でそれぞれ10~20コースを変更していくとなると、かなりの手間が発生していました。

一方で、新聞広告は本数がチラシより少ないものの急ぎの対応が多く、業務負担感で言うと新聞広告が大きかったですね。

岸上様

URLには、どのチラシからアクセスがあったのかが集計できるように日付や媒体がわかるパラメーターを付与しているのですが、QRコードを記載するコースが増えるにつれ、パラメーターのルールも複雑化していきました。そうなるとちょっとした変更でもURLを変更しなくてはならなかったり、ルールを理解してQRコードを作れる人が社内に限られて業務が集中してしまったりといった課題が生まれていました。

山本様

「これは以前に作ったから使いまわしができるね」など、これまでの作業を覚えているかどうかで作業効率が変わっていましたね。

 

CSVファイルの一括ダウンロード、一括アップロードが便利

――SPICE QRを導入してどのように変わりましたか?

山本様

これまでは、無料のQRコード作成サービスで作った画像を弊社のサーバーに移動して整理、制作会社に送るといったいくつもの工程があったのですが、それがすべてSPICE QRだけで完結するようになりました。

リンク先URLの変更も、画像生成後であっても簡単にできるので便利ですし、何よりURLを変えても画像を変える必要がない点が便利ですね。

岸上様

リンク先が決まっていない状態でもQRコード画像が生成でき、制作会社さんにとりあえず送ってから後々に追加変更できるので、とても助かっています。

リンク先URLは後からシステムで変更するだけで、その手続きもとても簡単です。

山本様

特に、リンク先URLの変更がひとつずつだけではなく、CSVファイルを使って一括で変更する方法の2通りがあり、その都度選べる点が便利です。量が少ない時は個別に。多い時は一括でできます。

長﨑様

この3年ほどはコロナの関係もあり、締切ギリギリまでツアーの内容を精査することが増えていました。広告の準備期間が短くなっている中で、変更作業が多い点をかなりフォローできているのではないでしょうか。

岸上様

時間のない中で進めていると、私たちの部署とツアーを企画する部署で、コースコードの変更の伝達ミスが起きることもあったのですが、そういった場合でも変更がすぐにできるので業務負担感が本当に減りました。

山本様

QRコードの管理も楽になりました。プロモーションごとの管理ができるので、媒体別や月間などで設定できます。いくつもの媒体での作業が同時進行していると、ささっと該当するプロモーションにアクセスできるは楽ですね。

 

紙面からオンラインへの誘導に必須のQRコード

――導入はスムーズでしたか?

山本様

手順や管理画面もわかりやすく、感覚的に使っていくことができています。

長﨑様

パソコンでの作業に慣れている人にとって、とても使いやすいようです。

これまでの作成方法だと、山本と岸上の2人しかわからない作業が多く、他の人にお願いできなかったのですが、これだけ感覚的に使いやすいのであれば、ゆくゆくは企画担当者が自分でQRコードを発行、修正するところまでできるのではと思っています。

例えば、企画担当者の人為的なミスで変更が発生した場合でこちらが手いっぱいの時は、担当者に直接修正していただくなど業務の割り振りを均等化していくことも可能です。

コロナが5類に移行し、全国旅行支援の展開や旅行意欲の復活など、今後はさらに出稿数が増えていくと思います。そういう時に心強いですね。

 

――SPICE QRで改善してほしい点があれば教えてください

岸上様

現状で特に不便はありませんが、あえて挙げるなら、生成したQRコード画像のファイル名にプロモーションごとの番号が付けられれば楽かなと思っています。

これは私たちのチラシの作り方に関係しているのですが、チラシに掲載するツアーと付随するQRコードは、上から1番、2番と番号を振って作業をしています。その番号と画像ファイル名が一緒なら、もっと作業がしやすいのではと感じました。

山本様

加えて、ExcelでURLにパラメーターを付与して管理しているのですが、そのツアーの順番はチラシに振った番号と一緒にしています。上から順に管理していて、一括で修正をするためにCSVファイルをダウンロードすると、Excelで開いたときに「生成した日時の新しい順」に並んでしまうんです。

チラシの掲載順に並べるなど、順番を選択できると確認しやすくて嬉しいですね。

 

――ありがとうございます。最後にメッセージをお願いします

長﨑様

弊社の顧客の年齢層は高めなのですが、オンライン受付が可能になってから全体の30%ほどはオンラインへと移行しました。その移行の速度はQRコードを記載するようになってから増えていると言えます。

また、オンライン受付が可能になってからは30~40代の客層も増えています。今後もQRコードを活用して、オンライン受付への流入増加を図っていきたいです。

 

 

 

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