サイトリニューアルでCV10倍をアシスト！コンテンツと親和性の高いサイトを構築し《読む気になる》メディアに成長

「新しい車の持ち方」として多数のメディアで取り上げられている車のサブスクリプションサービス「おトクにマイカー 定額カルモくん」。

連動するオウンドメディア「カルモマガジン」は、クルマ選びやカーライフに役立つ情報を随時発信しています。今では「カーリース」「車　リース」など数々のビッグワードで検索上位にランクインし、顧客増をアシストするメディアとなっています。しかし、2019年に編集局長として就任した伊藤様は当時のメディアを「全然、ダメだった」と振り返ります。

同業界でも圧倒的な影響力を誇るまでになった「カルモマガジン」はどう変わったのか。UP SPICEがサポートさせていただいたサイトリニューアル当時のことを編集局長の伊藤様に伺いました。

プラグインで本当に自分が思い描いているものが作れるのか？
メディアの数字を達成するためにも「箱」が必要だった

伊藤様は2019年3月に「カルモマガジン」にジョインされたそうですが、弊社にご依頼いただいた当時を振り返っていただけますか。

伊藤様

「カルモマガジン」の担当になり、とにかくやりたいことがたくさんありました。
オウンドメディアとして、追っている数字を達成するために何が必要かをまずは考えましたね。その視点で旧サイトを眺めた時に、「読みやすさ」の点に大きな課題を感じました。

テキストメディアにとって「読む気になるハードル」って、今、ものすごく上がっていると思うんですね。いかにそのハードルを超えるかを考えたときに、当時のデザイン面だと弱いなと。また、デザイン面以外にも、もっとこういう機能欲しいよね、と感じるポイントがたくさんありました。

そのような中で、サイトリニューアルの計画が走り、4社から見積もりを取り、UP SPICEさんに依頼することに決めました。
決めるにあたって、社内の開発責任者に見積もりや提案書をもとに精査してもらったのですが、UP SPICEさんの提案する内容でこの金額であれば、非常にいいんじゃないかと言う意見でしたね。

僕の目的としては、オウンドメディアとしてこれから伸ばしていくにあたって、それを叶える「箱」がまずは必要だったという感じです。自分の思い描いているサイトができれば間違いなく伸ばせる。目的達成のためには、サイトリニューアルが有効な手段だと確信していました。

サイトリニューアルではなく、既存のWordPressへのプラグイン（機能拡張のために追加するプログラム）で対応しなかったのはなぜでしょうか。

伊藤様

まず、プラグインを入れたときに、どんな影響が出るのかということがちょっと不安でした。それと、プラグインで本当に自分自身が満足するサイトになるのかなと。

僕は編集畑出身なものですから、表側のデザインやテキストの最適化を専門としており、開発面に関しては素人。自分が追加したい機能がプラグインだけで何とかなるのか、実現可能なのかという判断が難しかったんです。
これについても開発責任者に相談したところ、新しくリニューアルという形でゼロからやったほうがいいという話になったんです。

開発の素人である私の要望に対していくつかの選択肢を提示
「何のためにやりたいのか」を徹底的にヒアリングしてくれた

およそ2~3ヶ月の制作期間中は、主にオンラインでの打ち合わせが中心でした。ご発注をいただいてから制作の過程で、特に印象に残っていることを教えていただけますか？

伊藤様

先にお話ししたように、僕はやりたいことがたくさんあって、要望をどんどん出しました。それに対して、やれるやれないのジャッジ、どのくらいの時間がかかるか。という返答がとにかく早く、非常にスピーディーにことが運びましたね。UP SPICEさんボールで止まったと言うのは記憶としてはないです。

ベンチャーでスピード感が必要な弊社にとっては強力なサポートをしていただける会社だなと思いました。

やりとりをした弊社担当者の印象はいかがでしたか。

伊藤様

できる、できないではなく”やりたい”でオーダーする僕に対して、何でそれをやりたいんですか？何を目的にしていますか？と質問してくれて、「それならこちらの方法がスピーディーですよ」「こちらの方法のほうがやりたいことに近くないですか」と目的実現に近い代替案をいくつも出してもらえたのは非常に助かりました。

また、こちらのあいまいなニーズもちゃんと汲み取って提案していただけたのも嬉しかったし、何より開発用語ではない、素人でもわかる言葉で説明してくれるのがめちゃくちゃ優秀だなと笑。

－－ありがとうございます。「お客様目線」は弊社のメインコンセプトのひとつでもあります

伊藤様

こちらが何を望んでいるのかを汲み取り、こちら目線で説明、提案してくれたおかげで僕は開発に関して素人でいれたんですね。専門外の部分を必死に学びながら作っていく方法もあると思うのですが、そうなると時間がかかるし、かえって制作側を混乱させてしまうこともあると思うんです。

僕の場合、開発部分をUP SPICEさんにどんと任せればいいので、僕はその間、メディアの全体把握や戦略をしっかりと練ることができました。リニューアルの業務を信頼して頼れる先が見つかると、こうも安心なのだ、心強いものなのだと実感しましたね。

イメージ通りに仕上がったため戦略がばっちりハマり
コンバージョン率は過去比で10倍を実現できた

－－サイトリニューアルによって、メディアとしての成果はいかがでしょうか。

＜Google Analytics　カルモマガジンのコンバージョン率＞

成果はとてもあがりました。リニューアル後に数字がゴーンと上がってるのがグラフでもわかると思います。

自然検索流入数でいえば、1,000%増。それに、コンバージョンが10倍。もともと自分がどんなサイトにしたいのか、それを考えたときにカスターマージャニーマップを作ったのですが、ドンピシャでこちらの戦略に則った展開ができるようになりましたね。

サイトリニューアルの際、「思った以上の出来です」って感想とかたまに目にするのですが、「カルモマガジン」は徹底した調査と分析で、こうすれば必ず数字が上がるだろうという仮説のもとに設計されました。そこをUP SPICEさんとも共有していたため、”思った以上”ではなく、”思った通り”のサイトになったんです。これこそが求めていたことなので、完璧な仕上がりです。

－－費用面などについてはいかがでしたか。

伊藤様

もともと相見積もりをした中での選定ですから費用に不満はないのですが、それ以外でいえば、実は保守・運用中に簡単なツールも作成してもらいました。ある接客ツールを1回いれてテストして、結論これをやるといいらしいとなったのを、UP SPICEさんに開発してもらえた。結果、毎月かかり続けるだろうツール代がかからず、UP SPICEさんへの1回の開発費で抑えられたので、この点でランニングコストの削減も図れましたね。

これからもUP SPICEに「これ、いいな」を実装してもらい
オウンドメディアとしての存在意義を最大化する

－－今後の「カルモマガジン」の展望を教えていただけますか。

伊藤様

オウンドメディアとしての存在意義ってあると思うんですけど、それを最大化することを進めています。
具体的に言えば、カーリースに関する潜在層の掘り起こしであり、顕在層の取り込みです。若い世代などに、どうカーリースに興味をもってもらうか、またどのような形がオウンドメディアとして最適なのか、しっかり作り上げていきたいと思います。
これを実現するためにも、僕の「これ、いいな」を形にしてくれるUP SPICEさんには引き続き、協力を仰ぎたいです。

UP SPICEさんが他社と違う点は、スピード感があること。それからニーズをきちんと汲み取るヒアリング力があること。同時に質問力があることですね。
僕がコンテンツ制作に専念できている、強力な頼れる先です。これからもよろしくお願いいたします

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