SEOで上位表示させるためには、記事は長い方がいい?文字数はどのくらいがベスト?

コンテンツマーケティング

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UPSPICE 編集部
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検索で上位表示させるための対策として「記事の文字数は多くて長い方がいいのか」よく取り上げられる話題のひとつです。
SEOで考えるべきは、検索ユーザーが「その記事を読んで納得できたか。自分が検索した課題点や問題点が解消・解決できたか」ということが重要です。
では文字数が多い方がいいのか解説します。

この記事の目次

検索エンジンで上位表示させるための対策として「記事の文字数は多くて長い方がいい」
なんでことが取りざたされます。文章の長短はSEOでよく取り上げられる話題のひとつです。

SEOで考えるべきこと何か。もっとも重要なことは検索ユーザーが
「その記事を読んで納得できたか。自分が検索した課題点や問題点が解消・解決できたか」
ということです。

では大手サイトではどのように紹介されているのでしょうか。いくつか例をあげてみたいと思います。

A社の見解「長文は効果に対して労力が見合わない」

2018年のトレンド、SEO対策のためのブログ文字数とは

<この記事からわかる事>
・最低文字数として英語で300語、日本語で1,000文字程度が必要。
・2017年は長文が流行。
ただし「文字数が多いから検索順位が上がった」とは決して言えない。

この主張からは、長文がSEOで効果を出していた主な理由については、ただ単に
文字数の多いブログを書けば検索結果順位が上がる
ということではなく、やはりブログ自体の質にも重点を与えるべきと結論付けています。

・文字量の多い記事についてデメリットとして
  労力がかかる
  読み手に読んでもらう質の良い記事にする必要がある

があげられる、長文は上位表示を考えた時に効果が労力に見合わないとしています。

一方で、検索エンジンに評価されるために記事を書くということは、
ブログを配信することの根本的な意図から外れてしまっているといえるでしょう。
記事は、あくまでも読者に読んでもらうもの。無理やり長くして読みにくかったり重複した内容の文章を載せたりするのであれば、
簡潔でわかりやすい記事のほうがユーザー目線からすると質の良い記事となるでしょう。

B社の見解「網羅性の高い、長文は有利に評価される」

SEOでは文字数の多い長文コンテンツが有利ですか?

<この記事からわかる事>
・現在は文字数が多くても内容がコピーコンテンツ中心などの低品質なコンテンツは評価されない。
そのため、文字数を増やせば検索上位を獲得できるとは一概に言えない。
・文字数が多いコンテンツでは情報の網羅性が高くなる。
つまり文字数が多く情報量が多い記事なら、多くの読者が求めるさまざまな情報を一つの記事で網羅できる。
その結果、ユーザーが求めている答えを包括している可能性が高いため、文字数が多いコンテンツは検索結果の上位に入りやすい。

ですが、これはある程度の質をともなったコンテンツのみがあてはまることであり、
文字数を増やすことだけを意識した内容のないコンテンツは検索エンジンから評価されません。 

Google SEOに関する考察

A社B社も論じている通り「ユーザーにとっての質の高いコンテンツ」
Googleに代表される検索エンジンが評価していることは疑いようがありません。
これは検索エンジンサービスのビスネスモデル上、避けて通れないものです。

【Googleのビジネスモデルと理念】

検索エンジンのひとつGoogleを例に取りましょう。Google検索(アルファベット社)の収益は広告です。
広告出稿でGoogleのビジネスが成り立っているのは、
検索エンジンにおいて世界シェア90%を占めていることが背景にあります。
<参照>search-engine-market-share”>

当然ですが、広告は多くの人にみられて価値があるため、上記のとおり、
高いシェアを握っているからこそ、Googleは莫大な広告収益が挙げられるのです。

では、なぜGoogleが高いシェアを握っているのか。

答えは単純に

「使いやすい」
「皆が使っている」
「デザインなどが好き」

などが挙げられます。

仮にプリインストールされていようと、嫌だったら他の検索エンジンを使う自由な選択肢もあるなかで、
それでもGoogleが高いシェアを握っているのは、ユーザーから「使える」「便利」と判断されているからです。

コンテンツにおいても、Googleは役に立つ検索エンジンであることが求められます。

仮にGoogleで検索し、上位表示された記事を読んだら
「ためにならなかった」「間違っていた」では次回から利用されなくなってしまい、利用シェアが落ちてしまいます。
利用シェアが落ちれば、当然、広告ビジネスにも深刻な影響を及ぼします。
だからこそGoogleは、ユーザーが検索した時に、検索結果の上位(厳密には1位)には、
読んでためになる、面白い、問題を解決できるような記事が求められるのです。

つまり、質の高いコンテンツを上位表示することは、Googleがビジネスを継続させていくうえでも死守すべき部分となります。
だから、Googleはユーザーにとって利便性の高い検索エンジンであろうと、アップデートを日々、繰り返しているのです。

またGoogle側からみた上位表示とは、ユーザーがいろんな記事を何本もみなくても
問題が解決する(=不便ではない → 使い勝手が良い)ための施策であるため、
Googleとしてはなるべく、次の記事や、次のページに移動せずに満足してもらうことが
「正解」という考え方となります。

これをコンテンツに落とし込めば、キーワード検索した際にユーザーが他の記事に線維することなく
1記事で十分に満足させられる、あるいは最終的に満足させられることができるものこそが
「良い記事」であるという仮説が成り立つと思います。

まとめ

・長文が「悪い」とは言い切っていない
・長文にしたからといってアドバンテージがあるわけではない
・重要なのは「コンテンツの質」

質の高い記事とは、情報量が多く、文字数が多いことではありません。
また競合他社が2000文字なので、3000文字、5000文字、1万文字で書けば必ず
検索上位に上がるというわけでもありません。

大切なのは、「検索ユーザーが満足する良質なコンテンツを提供すること」につきます

(文・コンテンツマーケティング部編集担当)

 

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